塩谷ビレッジ
高齢者+体験型アメニティ複合施設
敷地は尚仁沢(ショウジンザワ)湧水群の近くに位置し、豊かな自然に囲まれた場所です。
地域の高齢者のサービス付賃貸住宅と体験型アメニティ施設を合わせることで、相乗効果を図ることを目的としています。
高齢者施設と体験型アメニティ施設は丸池のある回廊を中心に配置してあります。
回廊に面して工作室、音楽練習室、図書館、囲炉裏の4つの建物があります。
この奥には屋外広場、コテージ、レストラン、トイレ、ツリーハウスなどの施設があり、
自然を体感して集い、遊び、学ぶ場所を提供する自然体験型施設になっています。
家族連れや若者の利用を想定しており、バーチャルなものに慣らされた感性にリアルな感動を呼び起こすことになるでしょう。
高齢者にとっても生きがいや生活に張りをもってもらうよう、果樹園、畑、飼育にも積極的に参加してもらうことをイメージしています。
丸池での釣り、工作室や音楽練習室の自由な利用、囲炉裏の間での調理、集会や図書館は共有の書斎としての利用を考えています。
野外広場はコンサートやイベントに使え、利用者の増加に合わせてコテージや店舗も増やしていける集落型分散配置になっています。
「老後はこんな施設で暮らしたい」と思えるような施設を目指しています。
●サービス付高齢者賃貸住宅…20~25床程度の規模で広いラウンジをもつ。
周囲には果樹園、畑、ニワトリ小屋などのエリアを備えている。
●丸池…人口の池で鯉やニジマスなどの魚もいる。釣りもできる鑑賞池となっている。
●回廊…高齢者施設と体験型アメニティ施設を結ぶ通路。雨に濡れずに行き来でき、ベンチに座っての休息、散歩道としての利用を考えている。
●図書館…入居者の蔵書や寄付による文庫を主体とし皆が利用できる書斎という位置づけ。
●囲炉裏…囲炉裏のある座敷。調理場も備えており、集会や伝統文化を伝承する場所。
●工作室…木工や多様な趣味の製作工房として体験教室的役割を考えている。
●音楽練習室…寄付などによる各種楽器が揃えてあり自由に利用できる。
●レストラン…地域の食材を使った特徴のある料理をイメージ。
●コテージ…宿泊施設。季節によってはキャンプ用品のレンタルも行う。
●売店…地域の物産、おみやげ、食品の販売。
●野外広場…コンサート、イベント、スポーツ、レクリエーションの場所。
●ツリーハウス…体験型アウトドア施設。