中野複合施設(重なる人工地盤)

都市は高度に集積することで価値を高めてきました。
建物にはそれを数値化するためにレンタブル比という概念もあります。
ただどこまで密になればいいものでしょうか。
アフターコロナの時代はむしろ適度の距離を求めています。
私たちは今立ち止まって考え直す時に来ているのではないでしょうか。

建物には容積の上限が決められており、容積を満たすほど土地の価値を引き出したと考えられていますが果たしてそうでしょうか。
あくまでもそれは面積の多寡であって魅力ではありません。
この計画では家に庭があるように外部空間も併せて敷地の魅力を引き出せないかというテーマに挑んでみました。

土地に該当する人工地盤を2層ごとに重ねる事で見える風景が変化しながら敷地の魅力も増していきます。
中のテナントの要素は入れ替わるけれどもその場で得られる空間の要素は引き継がれていきます。
内部の延長としての外部が高層階でも得られるようにしたのがこのプロジェクトです。

©STUDIO・NOA

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